:::English Ninja:::フィリピンに英会話留学する前に

「フィリピンに英会話留学する前に」は、とにかく少ない予算で、フィリピンの英会話学校で勉強をしたいという人向けに、留学前に知っていたら有益だと思うことをまとめたブログです。

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2009年10月28日、University of th Philippines(フィリピン大学)のDilimanディリマン)校のMalcolm Hall(マルコムホール)において、Center for International Education (CIE)が主催した英語教師や英語学習者向けのコンファレンスNational English Conferenceが開催されました。

そのコンファレンスのゲストスピーカーである、IDP Education Pty Ltd (IDP)のフィリピン担当責任者のAndrew King氏の問題提起を、The Philippine Starが取り上げていました。何が問題かと言うと、IELTS (International English Language Testing Systemの略、アイエルツ)の試験結果で、フィリピンはマレーシアに遅れをとっているというものです。なお、IDPは、オーストラリア留学を希望する学生の留学サポートをする会社で27カ国60箇所 にサポートセンターが有ります。

The Philippine Star
RP just second to Malaysia in English proficiency

IDP Education Pty Ltd 
IDP Education Pty Ltd

大学等への進学を前提とする2008年のIELTS のAcademic Moduleテストの国別平均スコアは、2007年のマレーシアは6.71でアジア圏トップ(世界で第3位)、フィリピンは6.69で第2位(世界で第5位)です。(以下、インドネシア5.99、インド5.79、タイ5.71)IELTSでは、英語の熟練度が、1(Non User)から 9(Expert User)の数字によるバンドスコアで測られます。つまり、最低点は1、最高点は9というスコアになります。

そして、オーストラリア等への移住を前提にした2007年のGeneral Training Moduleテストの場合、スコア7.0前後が求められるそうですが、フィリピンはこのレベルにも達していないとのこと。

英語は、フィリピンの公用語の一つとしてタガログ語とともに小学校1年生から教えられています。一方のマレーシアも状況は同じです。マレー人、中国人、インド人のの人種から成るマレーシアの小学校ではマレー語と英語は必修教科です。マレーシアの方が、テスト向けの教育方法と機会が充実しているのかも知れません。

そのマレーシアでは、小中学校で行われてきた英語による理科と数学の授業が、2012以降、マレー語や中国語、タミル語の各言語での授業に戻されることになったそうです。

産経ニュース
マレーシア、英語での理数科授業廃止へ 理解できず学力低下
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2008年8月30日付のブログ「IELTSに見るフィリピン人の英語力」に続き、フィリピン人と日本人の英語力をIELTSのスコアから見てみます。

IELTS(International English Language Testing Systemの略、アイエルツ)は、英国の国際文化交流機関British Councilブリティッシュカウンシル)、University of Cambridge及びAustralian IDP Educationが共同で実施しているテストです。

IELTS
IELTS

IELTSのテストは、Academic Module (大学等への出願の為のテスト)とGeneral Training Module (オーストラリア等のビザ取得で、英語の習熟度を示す際に求められ時のテスト)の 2種類があります。英語の熟練度は、1(Non User)から 9(Expert User)の数字によるバンドスコアで測られます。つまり、最低点は1、最高点は9というスコアになります。

大学等への進学を前提とする2008年のAcademic ModuleテストのスコアMean band score by most frequent countries or regions of origin (Academic)から、アジア主要国のスコアを抜粋しました。

meanbandscore_academic

(出所:Test performance 2008)

アジア圏でのトップクラスは、マレーシアのトータルスコア6.71、フィリピン6.69です。日本のトータルスコアは5.79であり、韓国の5.74、中国の5.46を上回ります。東アジア圏の国々の成績は、別に取り上げるTOEFLの国別スコアと異なる傾向です。
今日は、フィリピン人の英語力の話です。

フィリピンの英語の話をすると、「フィリピン人の母国語は英語ではないので、米国や英国の発音と違う」と聞くことがあります。

私も仕事で英語を使っています。でも、米国や英国の英語の発音と異なるから問題になるなんてことは一度もないです。自分の伝えたいことを、正しい文法で、即時に相手に伝えることが出来れば、それでもう十分です。でもそれって、英語を母国語にしてない日本人にとって、かなり難しいです。

フィリピン人も、英語は母国語ではないです。しかし、小学1年生から英語が必須科目であり、街中も英語で溢れるフィリピンでは、フィリピン人の英語力は、明らかに日本人より上にあり、英語が母国語でない国々の中でもトップクラスです。

第3者の目から見たフィリピン人の英語力は、どの程度でしょうか?

そこで、英国の国際文化交流機関British Councilブリティッシュカウンシル)が6月に発表した、20カ国のIELTS(International English Language Testing Systemの略、アイエルツ)受験者のスコアから、その実力を見てみましょう。私は、アメリカの大学院に行ったので、昔TOEFLトーフル)は何度か受験しましたが、このIELTSは一度も受験していません。IELTSのテスト受験者数は、アメリカ合衆国のETS(Educational Testing Serviceの略)が主催するTOEFLに匹敵するものです。

ブリティッシュカウンシル 
ブリティッシュ・カウンシル・ジャパン
IELTS 

IELTSは、British Council、University of Cambridge及びAustralian IDP Educationが共同で実施しているテストです。IELTSのテストは、Academic Module (大学等への出願の為のテスト)とGeneral Training Module (オーストラリア等のビザ取得で、英語の習熟度を示す際に求められ時のテスト)の 2種類があります。英語の熟練度は、1(Non User)から 9(Expert User)の数字によるバンドスコアで測られます。つまり、最低点は1、最高点は9というスコアになります。

大学等への進学を前提とする2007年のAcademic Moduleテストのスコアは、以下の通りです。(出所:IELTS:Test-taker performance 2007)

このブログをお読みの方々と、同じ立場の方々のスコアと理解してください。Mean band score by most frequent countries or regions of origin (Academic)からアジア主要国のスコアを抜粋しました。多民族国家なので、公用語として英語を学ばないと、社会で生き残れないマレーシアのスコアが高いです。フィリピンはその次です。フィリピンも英語が使えないと、いい大学にも行けないし、いい仕事に就くことが出来ません。生活がかかっている分、スコアは高いです。

Malaysia 6.65
Philippines 6.58
Hong Kong 6.40
Indonesia 5.99
China 5.45
India 5.97
Japan 5.75
Thailand 5.72
South Korea 5.71
Pakistan 5.68
Taiwan 5.59


オーストラリア等への移住を前提にした2007年のGeneral Training Moduleテストのスコアは、以下の通りです。(出所:IELTS:Test-taker performance 2007)

進学よりも生活のための移住が目的の方々向けのものと言っていいかもしれません。Mean band score by most frequent countries or regions of origin (General Training)から、アジア主要国のスコアを抜粋しました。Singaporeがトップで、Philippines は、Indonesiaに次ぐ位置です。

Singapore7.01
Malaysia 6.90
Indonesia 6.26
Philippines 6.05
Pakistan 6.00
Hong Kong 6.00
India 5.91
China 5.77
Japan 5.52
Thailand 5.32
South Korea 5.21


いずれにしろ、戦後、アジア圏でいち早く経済を建て直し、裕福になった日本人が、英語力では下から数えた方が早い状況です。そして、Korea Times の記事によれば、韓国も同じような状況にあることが分かります。

Korea Times
Korean English Fever Betrayed by Test Scores
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