:::English Ninja:::フィリピンに英会話留学する前に

「フィリピンに英会話留学する前に」は、とにかく少ない予算で、フィリピンの英会話学校で勉強をしたいという人向けに、留学前に知っていたら有益だと思うことをまとめたブログです。

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intellasiaの記事によると、米国の企業向けの英語eラーニング会社GlobalEnglish Corpが、ビジネス環境で使う英語力を国別ランキングにした2012年度Business English Index (BEI)を発表しました。

GlobalEnglish Corp
GlobalEnglish Corp

intellasia
Philippines tops in the world in business English, says report

“With a growing number of companies operating across 10, 15 or even more than 20 countries with different native tongues, the majority of the world’s business conversations now take place between nonnative English speakers in English,” GlobalEnglish Corp. said in a release posted on its website, www.GlobalEnglish.com.


トップはフィリピンで、以下、ノルウェ- (6.54)、エストニア (6.45)、セルビア (6.38)、スロベニア(6.19) という結果になりました。2012年度BEIの平均スコアは4.15(108,000人がテスト受講)です。

なお、日本は4.0以下で、世界でビジネスを行う上で不利な英語レベルと、「いつも通り」の位置付けです。
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2009年7月19日付のブログ「セブ島での英語学習」で、フィリピンのセブ島(Cebu Island)を、英語学習の拠点とする動きが加速していると取り上げました。

そして、balita.phの記事からは、International Teaching English to Speakers of Other Languages (Tesol) conference において、Cebu Hub of English Language Excellence (Chele) の副代表Roy Lotzof氏が発表した内容によると、セブ島が、英語学習の拠点のみならず、住民の英語能力の強化による産業誘致を目指していることが分かります。

balita.ph
Cebu eyed as English learning hub destination

このCebu Hub of English Language Excellence は、セブ島英語学習の拠点にする計画の一部です。この計画は、セブ島の地元政府、教育機関、国の行政機関が推進しており、計画の実施は、Cebu Educational Development Foundation for Information Technology(CEDF-IT)という組織が担っています。

Cedf-IT
Cebu Educational Development Foundation for Information Technology

Cheleと雑誌Asian EFL (English as a Foreign Language) Journalは、8月12日~15日に、Cebu International Convention Centerにおいて、第1回目のCebu International Tesol Conferenceを開催するそうです。韓国人だけでなく、中東、日本、中国、台湾からの学生が集めたいセブ島は、このカンファレンスに、約1000つもの教育機関や教育事業者を集める予定です。
フィリピンでは、出稼ぎ海外で働く人が多い国です。海外で働くフィリピン労働者Overseas Filipino Workers (OFWs)を称しますが、英語が使うことが出来るので専門性を生かした仕事に就く人もいます。その1つが学校の先生です。

Lexington Herald-Leaderの記事では、アメリカのケンタッキー州のFayette County Public Schoolsで働く16名のフィリピン人教師を取り上げていました。彼らは、Fayette County Public Schoolsが2007年にフィリピンで応募者を面接し、2008年8月から1年間、フルタイムで働いており、最大3年間働くことが可能です。採用された16名の教師は、全員修士号の取得者です。

Lexington Herald-Leader
Filipino teachers recruited for hard-to-fill jobs in Lexington

アメリカの公立の小、中学校で、外国人の教師を採用する動きはこの10年ぐらいで増えています。Fayette County Public Schoolsも以前は、外国語を教えるため外国人の教師を採用していましたが、現在は数学、理科などの科目でも採用しています。

その背景には、STEM (Science, Technology, Engineering and Math)と称される科目を教える能力、経験、資格のある教師が国内では足りないことがあります。仮にSTEMの科目を教える訓練を積んでも、教師の給与が低いために、最後には民間企業で就職するケースが多いそうです。

2007年にフィリピン人教師の採用したアラバマ州Baldwin CountyのスポークスマンのTim Wilhite氏によると、フィリピン人教師の質の高さを指摘しています。

"Our experience was that they were very, very good educators." "If we had the need for additional teachers, and couldn't fill the positions locally, we'd consider recruiting from the Philippines again."


フィリピン人教師にとっては、アメリカの公立学校での給与は、本国の給与の2~3倍であり、フィリピンの教育システムはアメリカのものに似ているので働きやすいので、応募が殺到することになります。

フィリピン人教師は、アメリカの学校で採用される際、リクルート会社に数千ドルを支払い、代わりにリクルート会社は、公立学校で働くため州の教師免許を取得、アメリカへの渡航手配などを行います。その前工程で、リクルート会社は公立学校に対して、フィリピン人教師の採用プロセスを支援します。公立学校は、米国の教師と同じレベルの給与をフィリピン人教師に支払う仕組みです。先述のケンタッキー州の場合、Avenida International Consultants, Inc.というリクルート会社が、フィリピン人教師と公立学校の間を取り持っています。

Avenida International Consultants 
Avenida International Consultants, Inc.

無論、全てが順調という訳ではありません。家族と別れてアメリカに住むため、ホームシックが高じて自殺してしまった例やリクルート会社がフィリピン人教師からお金を騙し取った例から、フィリピン人教師が怠惰なので解雇したり、フィリピン人教師の英語力に生徒から文句が出るなど、事件やトラブルが発生しています。そういう問題を越えて、今後もアメリカの公立学校は外国人の教師が採用し続けるのでしょう。
English as a Second Language (ESL)という言葉をご存知と思います。米国の大学でESLと言えば、英語を母国語としない人々が第二言語として英語を習得するためのクラスを意味します。このESLを、地域の主要産業の一つとしようとしているのが、フィリピンのCebuセブ)です。フィリピンのDepartment of Tourism-Central Visayasによると、セブを訪れる韓国人は月平均17,200人、訪比の目的は、ほとんどの人が英会話学校に入るためだそうです。しかし、訪比する韓国人の数も、景気後退の影響を受け、減少し始めています。

Inquirer.netの記事では、ESLを産業と成立させるための課題を、オーストラリアの出版社Time International Ltdのオーナーで、韓国で英会話学校を運営するPaul Robertson氏が指摘しています。ESL講師のトレーニングと、ESLを行う学校を一定の規制に基づき管理する行政機関の成立が課題となるそうです。

“What we’re seeing is an explosion of ESL schools in Cebu but they are unregulated, which means they pick up teachers just about anywhere and place them in a classroom. There has to be some kind of an accreditation authority here.”


Inquirer.net
Cebu can be global ESL hub

この動きを促進するのがCebu Educational Development Foundation for Information Technology (Cedf-IT)です。Cedf-ITのエグゼクティブディレクターのBonifacio Belen氏によると、Cedf-ITの目的は英会話学校で教える講師のレベルを高めることにあります。Belen氏の指摘によると、この講師の能力や訓練に関して一切のきまりがない状況だそうです。

“You register the school and the course, but as to (regulating) the standards of teaching, there is none,” Belen said, adding that there are 20 “relatively good” ESL schools in Cebu.

Cedf-IT
Cebu Educational Development Foundation for Information Technology

フィリピンの私営英会話学校の問題として指摘されるのは、講師のレベルです。何故なら、英会話講師の多くは教育学部の出身ではなく、英会話指導の経験が少ない若い人が多いからです。

この講師のレベルを支えているのは、各講師の学歴、講師の訓練支援(各講師を束ねるスーパーバイザーが学校にいること)、離職率の低さ(英会話学校の経営者が相場以上の給与をきちんと支払っており離職率が低い)などです。フィリピンの私営英会話学校に留学する際、これらの点は確認された方がいいでしょう。
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