:::English Ninja:::フィリピンに英会話留学する前に

「フィリピンに英会話留学する前に」は、とにかく少ない予算で、フィリピンの英会話学校で勉強をしたいという人向けに、留学前に知っていたら有益だと思うことをまとめたブログです。

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フィリピンでは、出稼ぎ海外で働く人が多い国です。海外で働くフィリピン労働者Overseas Filipino Workers (OFWs)を称しますが、英語が使うことが出来るので専門性を生かした仕事に就く人もいます。その1つが学校の先生です。

Lexington Herald-Leaderの記事では、アメリカのケンタッキー州のFayette County Public Schoolsで働く16名のフィリピン人教師を取り上げていました。彼らは、Fayette County Public Schoolsが2007年にフィリピンで応募者を面接し、2008年8月から1年間、フルタイムで働いており、最大3年間働くことが可能です。採用された16名の教師は、全員修士号の取得者です。

Lexington Herald-Leader
Filipino teachers recruited for hard-to-fill jobs in Lexington

アメリカの公立の小、中学校で、外国人の教師を採用する動きはこの10年ぐらいで増えています。Fayette County Public Schoolsも以前は、外国語を教えるため外国人の教師を採用していましたが、現在は数学、理科などの科目でも採用しています。

その背景には、STEM (Science, Technology, Engineering and Math)と称される科目を教える能力、経験、資格のある教師が国内では足りないことがあります。仮にSTEMの科目を教える訓練を積んでも、教師の給与が低いために、最後には民間企業で就職するケースが多いそうです。

2007年にフィリピン人教師の採用したアラバマ州Baldwin CountyのスポークスマンのTim Wilhite氏によると、フィリピン人教師の質の高さを指摘しています。

"Our experience was that they were very, very good educators." "If we had the need for additional teachers, and couldn't fill the positions locally, we'd consider recruiting from the Philippines again."


フィリピン人教師にとっては、アメリカの公立学校での給与は、本国の給与の2~3倍であり、フィリピンの教育システムはアメリカのものに似ているので働きやすいので、応募が殺到することになります。

フィリピン人教師は、アメリカの学校で採用される際、リクルート会社に数千ドルを支払い、代わりにリクルート会社は、公立学校で働くため州の教師免許を取得、アメリカへの渡航手配などを行います。その前工程で、リクルート会社は公立学校に対して、フィリピン人教師の採用プロセスを支援します。公立学校は、米国の教師と同じレベルの給与をフィリピン人教師に支払う仕組みです。先述のケンタッキー州の場合、Avenida International Consultants, Inc.というリクルート会社が、フィリピン人教師と公立学校の間を取り持っています。

Avenida International Consultants 
Avenida International Consultants, Inc.

無論、全てが順調という訳ではありません。家族と別れてアメリカに住むため、ホームシックが高じて自殺してしまった例やリクルート会社がフィリピン人教師からお金を騙し取った例から、フィリピン人教師が怠惰なので解雇したり、フィリピン人教師の英語力に生徒から文句が出るなど、事件やトラブルが発生しています。そういう問題を越えて、今後もアメリカの公立学校は外国人の教師が採用し続けるのでしょう。
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