:::English Ninja:::フィリピンに英会話留学する前に

「フィリピンに英会話留学する前に」は、とにかく少ない予算で、フィリピンの英会話学校で勉強をしたいという人向けに、留学前に知っていたら有益だと思うことをまとめたブログです。

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ABS-CBN News.comの記事で、頭脳流出が続くフィリピン医療業界の話がありました。より良い暮らしを求めて、医師や看護婦が海外で仕事に就くのです。これは、高い英語力を持つフィリピン人だけではなく、インド人も同じです。

ABS-CBN News.com
Medical tourism, BPOs won’t stop brain drain of doctors, nurses

Philippine Overseas and Employment Administration (POEA)の統計によると、2004~2006年の間に、フィリピンから流失した医療関係者は28000名に上るそうです。特に、海外でニーズの高い看護婦の流出が顕著です。フィリピンの看護婦資格試験合格者は、2006年37,030名、2007年31,275名だそうですので、その規模の大きさが分かります。中には、医師が看護学校に入学し、看護婦の資格を取得した上で、仕事を得ようとするケースもあるそうです。 そして、いったん国外に出てしまうと、彼らは自国にはなかなか戻ってきません。

Philippine Overseas Employment Administration 
Philippine Overseas and Employment Administration

何故、医療従事者の国外流出が起きるのでしょうか?その要因としては、良い稼ぎとより良い暮らしが海外にあるからです。良い暮らしというのは、単に経済的水準が高い暮らしというわけではなく、海外で働けば家族を呼び寄せ、子供により優れた教育を与えることです。

一方で、フィリピン国内には就職口が、給料も少ないのが実情です。看護婦の給与はどれくらいなのでしょうか?The Philippine Nursing Association (PNA)の代表者Leah Samaco-Paquiz博士によると、2002年の法令Nursing Law or the Republic Act 9173の施行により、フィリピン看護婦の最低給与底上げをしました。そのため、フィリピン看護婦の月給は、16,093ペソとなったのですが、一部には、まだ月給10,000ペソというケースもあるそうです。これでは生活出来ないので、仕方なく家族と離れて海外で働くことになります。

医療関係者の国外流出は、フィリピン国内での人材不足につながり、特に貧困層に対する市営病院の医療環境悪化を招いているそうです。スタッフ不足が、治療の遅れや待ち時間の長期化を引き起こすからです。しかし、フィリピンでは、海外で働く医療関係者から母国の家族への送金が、自国経済を活性化させる源泉になっており、医療関係者の海外流出を止める訳にはいきません。

国内で仕事を見つけたい医療関係者の新たな仕事口として期待されているのが、メディカルツーリズムと、メディカルトランスクリプションという仕事です。メディカルツーリズムは、米国やオーストラリアの患者に治療費の安いフィリピンの病院で高度医療、美容整形、リハビリテーションなどの治療を受けてもらう観光産業です。メディカルツーリズムは、フィリピンだけでなく、シンガポール、タイ、インドも育成に注力している産業です。

メディカルトランスクリプションという仕事は、口述診療記録のテープ起こしです。しかし、机に座り、一日中パソコンに向き合い仕事をするようなメディカルトランスクリプションという仕事、医師や看護婦のように、高い職業意識を持ち、豊富な知識を持つ人人達には、極めて退屈な仕事です。長続きするものではありません。

どんな仕事か詳しくしりたい人は、私が昔書いていたブログをどうぞお読みください。

海外投資公式サイト
メディカル・トランスクリプション(フィリピン)

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